
HYROXの8種目を動画で確認|公式動画のタイムスタンプ付きガイド
HYROX(ハイロックス)の8種目を動画で知るなら、HYROX公式のSingles(個人部門)の競技説明動画が入り口になります。下の一覧から、見たい種目の説明開始位置へ直接移動できます。
この記事では再生位置に加え、2026–27シーズンの公式シングルスルールブックに基づく「動きの確認ポイント」をまとめました。初めて見る器具や種目を整理し、練習で質問したいことを見つけるために使ってください。
HYROXの8種目と公式動画の再生位置
参照動画は「SINGLES | OFFICIAL HYROX TECHNICAL BRIEFING」。HYROX公式チャンネルが2025年9月11日に公開した、Singles(個人部門)向けの説明です。内容は2026年9月16日に英語字幕で確認したもので、動画全編の目視確認はしていません。
順番 | 種目 | 再生位置 | 見るポイント |
|---|---|---|---|
1 | スキーエルゴ(SkiErg) | マシンの距離表示と終了時の確認 | |
2 | スレッドプッシュ(Sled Push) | ソリを押す動きと折り返し位置 | |
3 | スレッドプル(Sled Pull) | ロープを引く動きと選手の立ち位置 | |
4 | バーピーブロードジャンプ | 胸を床につける動きと両足でのジャンプ | |
5 | ローイング(Rowing) | 距離表示とマシンを離れるタイミング | |
6 | ファーマーズキャリー | 両手で運ぶ姿勢と器具の返却 | |
7 | サンドバッグランジ | バッグの位置と一歩ごとの姿勢 | |
8 | ウォールボール | しゃがむ深さとボールを当てる的 |
スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。時刻は動画内の説明開始位置です。リンク先で位置が反映されない場合は、プレーヤーで該当時刻に合わせてください。表の「見るポイント」は、下記の現行ルールと見比べるための着眼点です。
8種目は、ランニングの合間に行う運動種目を指します。2026–27シーズンのシングルスでは、1kmのランと1種目を交互に8回繰り返します。上の表は8種目の順番でもありますが、最初に行うのはランニングです。
競技形式の出典:公式シングルスルールブック2026–27・4ページ
8種目はここを見る
各画像の下にある「公式動画を見る」を押すと、YouTubeでその種目の説明開始位置が開きます。
以下の距離・回数・動作条件は、動画からの引用ではなく、2026–27シーズンの日本語版公式シングルスルールブックで確認した内容です。各項目に該当ページを付けました。全ての規定や例外を網羅したものではありません。
スキーエルゴ:距離と終了の合図

スキーエルゴは、スキーのストックを突くようにハンドルを引き下ろすマシンです。距離は1,000m。ハンドルを引く動きに加えて、終了時の手順を押さえましょう。1,000mに到達したら、両足をマシンの台に置いた状態で腕を上げ、ジャッジ(審判)の確認を受けてから離れます。
初めて見る人は「表示が1,000mになったら、すぐ次へ走るのか」を確認すると、動作と終了条件を分けて理解できます。
スレッドプッシュ・プル:押す種目と引く種目


スレッドは重りを載せたソリです。プッシュはポールを押し、プルはロープを手で引いて進めます。どちらも50mで、12.5mを4回進みます。
プッシュで見るのは、折り返す前のソリの位置です。ソリ全体が区間の終わりのラインを越えることが必要です。
プルでは、ソリだけでなく選手の足元にも注目してください。ロープを持っている間は、選手用エリアの前後の実線を踏み越えてはいけません。立った状態で引き、座ったり膝をついたりして引くことは認められません。
バーピーブロードジャンプ:胸と両足の動き

▶ バーピーブロードジャンプの公式動画を見る(5:25から)
距離は80m。胸を床につけ、起き上がってから前へ跳ぶ動きを繰り返します。起き上がるときはステップでもジャンプでも構いませんが、前方へのジャンプは両足同時の踏み切り・着地が必要です。
動画を見るときは、床に伏せる部分と、前へ跳ぶ部分を分けて追ってみましょう。80m区間の終了時も片足だけではなく、両足が完全にラインを越えることが条件です。
ローイング:座ったまま終了を確認

距離は1,000m。ボートをこぐ動作のマシンを使います。終了時は距離の達成とジャッジの確認が済むまで、シートに座って待ちます。
腕や脚の動きだけでなく、「いつマシンを離れてよいか」も確認しましょう。スキーエルゴと同じ距離でも、終了時の姿勢は異なります。
ファーマーズキャリー:両手で運び、器具を戻す

距離は200m。取っ手の付いた重り(ケトルベル)を左右の手に一つずつ持って運びます。両腕を伸ばし、体の横でケトルベルを持って運びます。途中で床に置いて休むことはできますが、それによって前へ進むことはできません。
規定の距離を終えたら、指定の場所へ器具を戻すところまで確認してください。返却時はハンドルを上に向けます。必要な周回数は会場のコース図で確かめます。
サンドバッグランジ:肩の位置と一歩ごとの姿勢

距離は100m。バッグを両肩に載せ、左右の脚を交互に使って進みます。一歩ごとに後ろの膝を床につけ、立ち上がる際は膝と股関節を伸ばします。
見る場所を「バッグの位置」「後ろの膝」「立ち上がった姿勢」の3つに分けると、動作を追いやすくなります。バッグを脚や床などに下ろして休むことは認められていません。
ウォールボール:スクワットと的への投球

有効な動作を100回行います。スクワットでは股関節が膝より下になるまでしゃがみ、その後ボールを両手で投げて指定の的に当てます。単にボールを投げた回数ではなく、条件を満たした回数が数えられます。
動画では、しゃがむ深さとボールが当たる位置を分けて見てください。ボールの重量や的の高さは、自分の出場部門や年齢区分などの規定で確認しましょう。
動画と最新ルールの使い分け
紹介動画は2025年公開、本文の規定は2026–27シーズン版です。動画で動きのイメージをつかみ、出場時の条件は参加部門・シーズンに合う公式ルールブックで確かめるという順番で使ってください。Doubles(2人部門)など、他部門の交代・分担の条件をこのSingles動画だけで判断しないことも大切です。
出場前は、次の3点を確認しましょう。
出場部門とシーズンに合った版か
重量や動作条件など、自分の出場部門・年齢区分に適用される規定は何か
大会側から追加の案内や変更が出ていないか
見終えたら、練習前の確認メモを作る
8種目を一度に覚える必要はありません。未経験の種目を一つ選び、次のように短くメモしておくと、練習施設で具体的に質問できます。
種目:スレッドプル
分かったこと:ロープを手で引き、立った状態で行う
聞きたいこと:自分が練習するときの立ち位置と器具の使い方
ここで挙げたメモは質問の例です。自分の経験に置き換えて使ってください。一人でも二人でも、まずは分からない動きを整理することが最初の一歩になります。
競技全体の仕組みや参加スタイルから知りたい方は、こちらもご覧ください。
執筆・編集:ROX NOTE編集部。情報確認日:2026年9月16日。
