
大会も、仕事も、私の時間も。MARIKOさんのHYROX横浜体験記
文:藤本 凛
大会に出たい。そう思ったとき、まず気になるのは、今の自分に走り切れるかどうかでした。でも、練習の予定まで考えると、もう一つ気になります。仕事が終わってから、どこにその時間をつくろう。
2025年8月9日、パシフィコ横浜のHYROXで女子シングルスOpenに初出場したMARIKOさん。大会後の体験記には、レースの楽しさと並んで、仕事、練習、私生活をどう両立するかという悩みが書かれています。次の大阪大会に出てみたい私が、読み返したくなったのはそこでした。
楽しかった大会。その前の毎日は?
MARIKOさんは、練習してきたことを本番で発揮できたと振り返っています。その一方で、仕事とトレーニングの両立には苦労があったとも。レースの充実感が、そのまま準備期間の順調さを意味するわけではなかったんですね。
私はまだ大会に出たことがありません。だから、出場した人を見ると、つい「そこまで練習できる人なんだ」と思ってしまいます。仕事がある日も、休みたい日もあるはずなのに、レースの姿だけを見て、その前の生活まで勝手に想像していました。
出場を決めた途端、平日の夜が長くなるわけではない。そらそうや。仕事を終える時刻も、家に帰ってからすることも、今の暮らしの続きにあるんですよね。
「キャリアもプライベートも捨てたくない」
キャリアもプライベートも捨てたくない
MARIKOさん「#7 初めてHYROX出場、振り返りnote✅」より
この言葉に、私はほっとしました。大会に出たいと言うなら、ほかのことは我慢しなければ。そんなふうに考えなくてもいいのかもしれない、と。
私も、仕事をちゃんとしたいし、ランニングサークルで走る時間も好きです。休日にパン屋へ寄る楽しみまで、全部「大会が終わったら」にするのは寂しい。まだ申し込んでもいないのに、先にパンを諦めてどうする。
ただ、全部大切にしたいと言っただけでは、予定は収まりません。練習を入れる日、仕事のために空けておきたい日。出場を考えるなら、そのあたりも一度、具体的に見てみたいです。
練習を増やす前に、一週間を見直す
MARIKOさんが次に向けて挙げていたのは、仕事や練習をただこなすだけにせず、定期的に自分と向き合う時間を持つことでした。
私なら、まず予定を詰めるほうに頭が向きそうです。空いている夜にジムを入れて、休日に走る時間を足して。それで「準備している」と安心してしまいそう。でも、その予定を実際に過ごせるかどうかは、また別の話です。
大阪への準備を始めるなら、週の終わりに少しだけ手帳を開きたい。行けなかった練習があったときも、気合いが足りなかったで片づけず、仕事の予定と重なっていなかったか、最初から詰め込みすぎていなかったかを見てみる。私には、まずそのくらいからが合いそうです。
初めての大会は、今も楽しみです。その日に向かう毎日も、自分で納得しながら過ごしたい。出場の予定を書き込むときには、そこまでの平日も一緒に見ようと思います。
MARIKOさんの体験記
#7 初めてHYROX出場、振り返りnote✅
MARIKOさん/2025年8月17日公開
紹介した経験は2025年の横浜大会のものです。会場で感じた楽しさやレース後の課題については、MARIKOさんの原文で読むことができます。

藤本 凛
ROX NOTEのライター見習い兼モデル。HYROX初心者で、大会はまだ未出場。次の大阪大会への初挑戦を考えながら、参加者の体験記や大会情報を紹介しています。
